FC2ブログ
        

路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

1/2は無用橋なのだが

「無用橋」という物件をご存知でしょうか。
路上観察では、無用橋とは『埋め立てられた川に架かる橋など、無用になっている橋。ただし、暗渠化されているケースでは、地下に空洞があるため、自動車等重量物を通す場合には橋梁構造にしておく必要がある。そのため、本質的には無用であるとは言い切れず「外見的に無駄に見える」と言うだけの理由による。』


今回はこの『外見的に無駄に見える』無用橋を観察してみましょう。採集地は小倉北区貴船です。

無用橋1


この橋は、JR日豊線の古野橋梁です。左側は道路との立体交差になっていますが、右側はコンクリートで覆われフェンスで立ち入りできないようになっています。左側の道路は高さ制限が1.6mとなっています。平均的な身長の男性でも頭を屈めないと通れません。トラックやワンボックスでの通り抜けは無理なようです。


さて右側の部分ですが、河川か水路を暗渠にしたのではないでしょうか。この橋梁を抜けてところに水道橋らしきものがあったり、コンクリートの道路が続いています。JR日豊線のこの区間は複線になっていますが、手前の橋脚・橋台は赤煉瓦の組積構造です。かなり古いものでしょう。奥の方はコンクリート製です。年代的にかなり差があるようです。


橋脚を観察してみましょう。

無用橋2

錆や水垢でかなり汚れていますが、橋げたが乗っている部分は花崗岩でできています。奥のコンクリート製の橋脚に比べても厚みがずいぶんを違うのがお分かりいただけるでしょう。


この暗渠になっている川も、かつてはフナやメダカ・ドジョウもいたかもしれません。また、この地区は紫川にも近く水利にも恵まれているため、かつては水田が広がっていたのかもしれませんね。


そんな、時代の流れの生き証人として、いつまでも赤煉瓦の橋脚・橋台には頑張ってほしいと思う支部長でございます。


コメント:

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

http://rojyokansatsu-kokura.jp/tb.php/97-ebdef425

 | ホーム | 

Calendar

« | 2018-10 | »
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

小倉支部長

小倉支部長

ようこそ
『路上観察学会 小倉支部』へ

暮らしの役にも立たない
だけど心が躍り、ほくそ笑む
無駄なモノなど何もない
究極のエコ
それが
『路上観察』

物件投稿募集中!!!
こくらタウンナビ