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路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

昭和が埋め込められた塀

今回はまずこの写真を観察してみてください。

昭和のゴミ箱


何かお分かりになりますか。

これは昭和30年代後半、たぶん東京オリンピックが開催された当時まで使われていたコンクリート製のゴミ箱です。
上部のふたを開けてゴミを投入します。回収は前面の木製のふたを上に引き上げてゴミを外に掻きだして回収していました。現在のように、ポリ袋やゴミ用のポリバケツが普及するまではこれが大いにまちでは活躍していました。
今ではほとんど、まちなかでは見かけることはありません。確実に現物を見たい方は、北九州市立いのちの旅博物館の社宅の暮らしコーナーか、田川炭鉱博物館の炭住の変遷コーナーで見ることができます。そうです、いまや博物館でしか見ることができなくなってしまいました。


さて、今回ご紹介する物件は、小倉北区紺屋町で収集した物件です。
写真で観察してみましょう。


塀になったゴミ箱


ブロック塀の中に何かが埋め込まれています。先ほどの写真と見比べると、この埋め込まれた物件はコンクリート製のゴミ箱と言って間違いないでしょう。
しかも、前面の木製の引き上げ扉があった部分まできっちりとモルタルで閉じられています。
ブロックの厚みより、ゴミ箱の奥行きのほうが長いのでどうなっているのか観察したかったのですが、路上から飛び上がって塀の中を覗くのは、通報されて職務尋問を受けそうでしたのでやめにしました。

ではなぜ、ブロック塀に埋め込まれたでしょうか。
やはり、これを使っていた方の思いがあったのでしょう。
この物件の前を通って、通学している小学生たちはこれがゴミ箱であったとは知らないでしょうね、いまや博物館行きなのですから。




昭和も遠くになりにけり・・・・・。と思う支部長でありました。



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