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路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

手書き物件

シネコンが全盛を迎え、まちで映画館も見かけなくなってしまいました。映画館と言えば上映中の映画を紹介する手書きの看板がありましたが、今ではそれも全く見かけなくなってしまいました。最近手書きと言えば、黒板やボードに今日の日替わり定食や一押し商品を書いている「黒板」を見かけるくらいですね。もしくは「車庫前駐車禁止」や「立〇便お断り」などの張り紙を見るくらいではないでしょうか。もはや手書きの絵が書いてある看板などは、ほとんど出会うこともないように思います。

なんとなく物悲しいなあ。そう考えて煙草をくゆらせていると、なんと目の前に手書きの絵看板が!
ここは小倉のオフィス街。しかしながらその中でひっそり、いやかなり存在感タップリに“ドーン”と現れたのです。


まずは、写真で観察してみましょう。(観察は、夏休みの宿題の「朝顔の観察」)の気分で。
物件の採集場所は小倉北区紺屋町です。

手書き看板


地下街への案内板であります。
看板は地下街のお店を紹介しているのでしょうが、もうすでにこの看板が出来た以降、現在は無くなってしまったお店のほうが多い感じのようです。
現在あるのは「喫茶店」と「ギャラリー」くらいでしょうか。

たぶん、看板屋のおじさんもすべての店の案内をということで悩んだのでしょう。この右下にあるのはどう見ても割り箸ですが「箸屋」さんが、この地下にはたしてあったのでしょうか。
時代を感じさせるものばかりです。三角定規や鉛筆コンパスなどは、今ほとんど使っている人は少ないのじゃないでしょうか。歯医者さんが入居していたのでしょうが、えらくドーンと、しかも立派そうな奥歯ですね。虫歯や入れ歯を書くわけにもいかずということで描いたのでしょう。カメラの横にはフィルムが。お互い夫婦のような関係だったのに、今となっては男やもめか..。
白い花の種類は何なのでしょうか。チューリップかな?そのわりには雄しべが長いような気が....。右上は天麩羅だと思うのですが、エビ天と大葉までは見て取れるのですが、そのほかはもうなんだかさっぱり。看板屋のおじさんの苦悩がヒシヒシと伝わってきます。

突っ込みどころ満載ですが、これ以上の評論は、見ている皆さんにおまかせしましょう。


しかしながら背景の市松模様などは現在にあっては、存在感のあふれる選択です。
今このような絵看板が描ける「看板屋」さんはいるのでしょうか。ぜひ、残していただきたい逸品であります。


ハニカミ奥歯




看板屋さんのおじさんありがとう・・・!!



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