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路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

支部長・赤鞄年末座談会 <2013年を振り返って>

今年もあと数日になりましたので、ここでまったりと赤鞄とこの一年を振り返ってみたいと思います。では、赤鞄より一言、どうぞ。

赤)私は支部長にひとこと言いたい。今年アップしたブログの数は30本、ちょっと少なすぎやないんかと。もうちょっとまじめに取り組まないけません。

支)判った、判った。来年からもうちょっとまじめにするし、産業遺産関係にも取り組もうと思っとる。その話はいいけ1月から振り返ってみようか?

赤)去年に北九州市にぎわい懇話会の人から『雲のうえ』に路上観察学会小倉支部の活動報告を載せてもらえませんかって連絡来た時、私の方が雲のうえまで行ってしまいそうやった。1月頃には本格的に取材にはいったよね。

支)最初に支部立ち上げた時、顔出し・名前出しするまいっち言っとったやん。なのに皆にバレバレやったことがショックやった。良く聞いてみると「路上観察学会 小倉支部」のヘタレ文字で書いた看板に会社の名前がはいってるから判っていたと言われて、失敗したと思うたよ。ほんとアホな話!!

赤)取材を受けて、つるやももこさんが文章を書いてくれて、ゲラができたのを見せてもらった時「この号は相当面白い!」と思ったね。3月に雑誌を手にした時はほんと感激したわ。

2.jpg
(路上観察学会 小倉支部の活動記録が掲載された「雲のうえ」18号)

支)俺も赤鞄やないけど雲のうえにあがったね。3月に俺は、広島まで『路上と観察をめぐる表現史-----考現学以後』展を観に行って今和次郎先生の考現学の観察スケッチや超芸術トマソンの写真や一木さんの建物のカケラ等見たり、実物を、路上を舞台に展開された数々の観察を体系的に学ぶ機会を得てすごい刺激を受けたんよ。赤鞄も公式書籍見たやろ?

スリル満点滑り台
(藤森照信先生 撮影の「スリル満点の滑り台)

赤)あの本は勉強になった。でもさ、展覧会の後、支部長はどこをうろうろしとったん?正直に白状してん。私、知っとんよ。

支)るさい。広島の路上を観察しよっただけや。だけど4月はいよいよあの事件でしたね。あの慌てふためいて、出先まで電話してきた赤鞄の声が忘れられん。

赤)ほんとびっくりしたね。テレビにでるなんて考えてもみらんかったよ。だけど撮影、本当に長かったよね。

支)本当にくたびれ果てたわ。でもいい経験させてもろた。

赤)何言いよんね。あれだけ言っとったのに、前の晩飲みすぎて終電乗り遅れるは、二日酔いやわほんとフォローするのが大変やったんやけね。

支)・・・・・・・すみません。

支部長
(News5チャンネルの撮影風景)

赤)5月も色々あったよね。某短大で1コマしたとき、最初はまじめにボランティア論なんてやっていたんだけど最後は「神は路上に宿りたもう」のフレーズから一気に路上観察モードに突入して学生達びっくりしとったもんね。ボランティア論から路上観察へのスムーズな移行をパワポでつくるの大変やったわ。

支)でも、九工大とか北九大に行った時は二人で学食で飯食って帰ったけど、さすがの俺もあの場所でその勇気はなかったわ。

赤)あれだけ若い女の子の集団見たの、初めてやったもん。眩しすぎて目がつぶれた。

支)同じ月に「路上観察学会小倉支部発足」のきっかけとなった藤原惠洋先生に小倉支部2周年のご報告と小倉まち歩きのお誘いのために九州大学大橋キャンパスにある先生の研究室まで伺ったけど、どうやった赤鞄的には。

赤)圧倒されるくらい本当に凄い方でした。ハイ・・・・。

支)正式に赤鞄を先生にも紹介できて、先生の研究室でじっくりお話も伺えたし、ゼミにも参加して路上観察についての講義も聞かせていただいたし、おまけに月宮殿祭に参加してゼミに方々とも仲良くなれたのでほんとよかったよねぇ。


月宮殿祭
(満月の一番近い金曜日の夜開かれる藤原ゼミの月宮殿祭の様子)

赤)6月もテレビの撮影があったね。そして路上観察学会小倉支部2周年報告会と記念まち歩きを藤原惠洋先生をお迎えしてやったわけですけど。

支)路上観察学会小倉支部の会員はもちろん、一般の方、北九大のT教授・M教授、西工大のU先生にも参加して頂き、藤原惠洋先生と藤原ゼミの皆さんと小倉のまち歩いたけど、みんな藤原先生のお話にびっくりしたり、感動したりほんと先生に来ていただけて最高やった。そのうえ、すぐ先生のブログに私たちのこと紹介していただき、俺もう涙が出そうになったよ。

赤)楽しかったし、また改めて藤原先生の魅力を感じたし、そして反省したよね。わざわざ小倉においでいただきありがとうございました。一同感激です!!これからもご指導よろしくお願いいたします。

IMG_4392 (480x640)
(小倉にあったキュビズム建築を説明する藤原先生とまち歩くの一団)

支)今年の夏は本当にアツかった。8月は本業でリノベーションスク―ル@北九州の「リノベツアー」を担当したんやけど、せっかくまちを歩くなら、そこには路上観察があるべき筈だ!ってことで「リノベツアー裏マップ」を作製して小倉のリノベ物件を案内しながら小倉のトマソン等も一緒に説明するという画期的なツアーを無理矢理慣行したよね。

赤)「リノベスクール勝手にコラボレーション」まちを歩く時は路上観察学会小倉支部へご連絡ください勝手にコラボします!なんてね。連日二日酔いの支部長をコントロールするのにバテた思い出しかないんやけど(怒)

裏マップ
(赤鞄が作ったリノベーション裏マップ)

支)8月末には藤原先生のご紹介で1986年の路上観察学会の設立発起人の一人である藤森照信先生にお会いしてワークショップに参加したときに小倉支部の活動をご報告して「これからも末長くこの活動を続けたください」と言われたことですごく責任を感じたことを思い出すわ。

赤)とか言いながら、全くブログ止まったまんまやん。いい加減なんやから。

支)はい。ショボン

藤森先生と
(藤森照信先生と支部長)


支)9月に行った「産業遺産サミットin長崎@2013」は最高やった。長崎県とか長崎市の担当者が出席する正式な会合に「路上観察学会小倉支部 支部長」で名札が作ってあった時はもうびっくりして、でもちょっぴりうれしかった。そこではJ-heritageの前畑さんとかいろんな方にお会いできて色々刺激受けた。軍艦島と池島炭鉱2つ回ったけどすごく感動した。

赤)支部長昔から炭鉱好きやったけど、最近ますます炭鉱に傾いてない?軍艦島のせい?

支)確かに軍艦島のせいもあるけど、小倉炭鉱の跡がなんにもないっち言うのも一つかもね。

赤)またゆっくり軍艦島の話とか聞かせてよ。

支)会員の人とかある程度人数集めて、軍鹿島にみんなで行きたいのう。

端島銀座
(端島銀座と呼ばれた軍艦島一の繁華街の跡地)

赤)その後ぐらいから支部長コソコソなんかしよったやろ。西工大のY准教授とか門司赤煉瓦館のI館長とかにこっそり会いに行きよったの知っとんやけね。

支)別に悪だくみしよったわけやないわ。ただ秋の楽しいイベントの計画しよっただけやん。ちょっと赤鞄にも迷惑かけたけど。

赤)ほんとよ。

支)まず、北九州インスタレーションプロジェクト(KPI)についてから思い出そうか。実は5月くらいから商店街の空き店舗を利用してインスタレーションをしたいっていう話を西工大の先生達としてたんよ、それがどう転んだのか9月になって長浜の赤煉瓦でやろうみたいな話になって、急きょオーナーさんと交渉を始めたわけよ。それを赤煉瓦館の館長に話したら赤煉瓦ネットワーク全国大会(11月16日、17日)開催初日に是非合わせて欲しいみたいな話になって、ドタバタ決めたわけ。

赤)長浜の赤煉瓦は、初めて足を踏み入れてもう2年くらいたつけど、車で夜、199を通った時、建物に灯りが灯ってるの見たのは感激したなあ。あと会期終了間際に行った時の「建物の匂い」。全く変わっていたのにはびっくりしたよ。

支)やっぱり建物は人が入っていないとだめなんかもね。

支)KPIのフライヤーや横断幕の後援のところ見た?市や会議所なんかのあとに「路上観察学会 小倉支部」と入ってたのはうれしかったね。

IMG_0821.jpg

赤)8月の下旬に門司赤煉瓦館に連れて行かれて赤煉瓦ネットワークの全国大会の結団式みたいなのに参加したけど、それから話なんにもなかったから関係ないもんと思いよったらさ。。

支)悪い悪い、ちょうどKPIの日取り決めて帰りにI館長と角打ちに言った時、赤煉瓦ネットワーク全国大会in関門のMCを赤鞄にって決定されたんよ。

赤)また飲みの席で話を決めたんやね。それならすぐ言ってくれれば良いのに正式に支部長から話があったの10月下旬に大橋でK先生と会って帰る時やなかった?信じられんわ。

支)でも、あの会議もすごかったのう。鈴木先生の基調講演、行司が藤原惠洋先生の赤煉瓦番付発表、懇親会、赤煉瓦ナイトツアー、下関唐戸地区の赤煉瓦ツアー、どれもこれも濃い内容やった。もちろん赤鞄のMCも最高やったよ。

赤)マジで恥ずかしいけもう言わんで!

支)でも下関の赤煉瓦、全て藤原先生の解説つきなんて贅沢過ぎるわ。赤鞄もI館長には感謝せな。

赤)あのあと会員No.3号やI館長と門司港裏レトロ観察に行って、門司港のU酒店で角打ち、藤原先生も合流しての熱いトーク、凄かったね。でも冷蔵庫の中のサッポロビール全部飲んじゃったのにはびっくりやね。でも藤原研究室は皆さんほんとにしっかりしとるよね。

支)藤原研のKさんは大牟田でいろんなプロジェクトやって頑張っているみたいよ。まだあまり話してなかったけど大牟田の三井三池炭鉱の宮原鉱・万田鉱・三川鉱を観察に行った時はとても面白かった。それに今年は11月9日で三川鉱の炭塵爆発事故からちょうど50年になるからちょっと意味深い一日やった。


下関領事館の恵洋先生
(旧下関英国領事館前で修復工事のレクチャーをする藤原惠洋先生)

赤)どんな事故やったん?

支)三川鉱には1抗・2抗と言う平行に走る斜抗があって、そのうち1抗の坑口から約1500m付近で、石炭を積むトロが暴走してその火花が炭塵に引火し爆発事故が起こったんよ。戦後最大の労災事故でね、約460人が亡くなって、それ以外にCO中毒患者が800人以上という大変な事故やったんよ。1997年に三井三池炭鉱が閉山してたぶん今回が初めて一般公開やったけ絶対行きたかったんよね。でもね、残念なことに三川鉱の1抗はね、有明湾の湾岸道路工事のため既に取り壊されて巻上機室くらいしか残ってないんよ。

赤)そうやったん。残念やね。壊してしまったらどうしようもないよね。

IMG_5339.jpg
(三井三池炭鉱三川鉱 2抗坑口付近)

支)11月はそのほかに22・23日に全国石炭産業博物館学芸員等研修交流会が田川で開催されて参加したり、20年前に小倉で路上観察やっていた人達の「裏考現学会」の同窓会にゲストで参加したりとなんか毎週どこかに行っとったね。

赤)田川の交流会に行きたいためにいい歳して仮病使おうとしたりしてから。恥ずかしい。周りに迷惑かけたらいけんよ。

支)一応会員やし、全国の石炭関係の博物館の学芸員の方とか石炭の研究者とか旧産炭地のNPOの人たちとかの集まりで石炭について熱く語り合う会なんよ。もう絶対行きたいやんか。来年は旧常磐炭鉱であるけ今から楽しみや。

赤)迷惑かけんようにしてよ、ほんと。。

田川研修会
(源じいの森での研修風景)

支)それと「裏考現学会」恐るべしやったな。裏考現学会の同窓会、俺、ちょっと感動したわ・・・・。

赤)今から約20年まえに小倉で「路上観察」していた人たちと、今、お会いできたってのはほんとに不思議なご縁やったね。当時リーダーだった方がお亡くなりになって、その同窓会にゲストとして呼ばれたんよね。皆さんそれぞれ建築家だったり大学の先生だったり様々な道で活躍されている方ばっかりやったね。

支)当時のスライドを見ながら観察してきた物件をみんなの前で発表して講評して、本格的で驚いたよね。亡くなった方を忍びながら、でも暖かくて心がほっこりした。素敵な会やった。

赤)声をかけて頂いてほんとよかったね。20年前の小倉物件を見れるなんてね。



支)俺が死んだら、酒飲みながら皆であんな会、大學堂でしてほしいよね。ほんと。

赤)そのお腹みたらマジでヤバいけ来年は節制してよね。

裏考現学
(裏考現学会参加者全員での記念撮影)

支)これで11月は終わりかと思いよったら月末になって西日本新聞が取材来たやん。

赤)今年は北九州市政50周年やけね。旧五市の市章のある場所を教えてほしいってね。

支)場所を教えたらほんとに全部まわったみたいで、記者さん頑張ってたね。あの記事はでもよかった。

赤)評判がよくて問い合わせも多くて、市の下水道局も何とか保存する方向で動き出してくれそうな。

支)それが一番うれしいね。無くなってしまえばそれで終わりやもんね。でもいい記事やったと俺も思う。

新聞記事

赤)そのあとまたテレビにでたね。「2次元表現の限界」について。あの取材ってすごく短かったね。

支)あの日は寒くなかったけ助かったけど、冬の取材はあれが限界やないか。

IMG_3648(低画像) (640x480)
(2次元の限界、精算機はどこにあるのか?)

支)最後は路上観察学会小倉支部長として新聞に載っちゃったしな。

赤)カラーで写ると思わんかったけど、派手やね〜。

赤)今年はマスコミに露出した年やったね。えっと、テレビが4回と、新聞が2回、雑誌が1回よう頑張ったねえ。

支)いや、実はテレビ5回なんよ。

赤)エッ!私そんなん聞いてないよ。

支)11月18日に会社休んで皆に秘密で、八幡の産業遺産をめぐるバスツアーに行ったんよ。そしたら、ボランティアガイドの人が赤煉瓦の知識がほとんどなくて、九州鉄道の茶屋町橋梁で説明してやったら、RKBテレビの人が来て取材されてしまったんよ。その放送をI館長が休みでたまたまみていて・・・・。ばれてしまった。

赤)へー。じゃテレビ5回やね。すごいやん。

支)こうしてしゃべっていると路上観察って人の輪造りのような気がしてきた。色々な人に出会えたわい。
そして来年は1月に小倉ですごいまち歩きイベントを計画して…

赤)ストップ!ストップ!ちょっとまってよそれ以上言っちゃいけんやろ。まだ正式発表してないからそれ以上言っちゃいけません。でも支部長が言ったみたいに、この活動をやり始めてすごくいろんな人と関わりができたことは事実だよね。来年は、しっかりブログも書いてよ。

支)来年も赤鞄や会員の人たちと頑張って観察を続けます。本年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。よいお年を。

竹川先生もびっくり







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