FC2ブログ
        

路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

路地裏で見かけた熱愛風景

残暑厳しい昼下がり、赤鞄と馬借のクエスト裏の路地を歩いていたとき発見したのがこの物件である。

「赤鞄、9月も中旬というのに、暑い。何とかならんのか」

「支部長、私に言われてもどうもできんちゃ、あっ、あの四つ角になんか、変な木が生えとうよ、行って観察しょうや」

というわけで今回、この木と信号機の支柱の不思議な関係について、皆さんで観察してみましょう。

馬借の木 1


角の医院の植え込みが、一旦停止用の赤色信号機の支柱を取り囲むむように成長してきています。

「きれいに剪定してあるやんか、しかも、支柱の部分のところも」

「ほんとやね。この物件なんか名前とかないん?」

「そうやのう、もの喰う木という定義のある物件があるけど、それとはちょっと違うような気がするちゃ」

「なん、そのもの喰う木っち」

「もの喰う木ちゃ、木が、柵やワイヤーなんかを飲み込みながら成長しているもののことよ。それに植物の成長するための巻き込みなどっち呼ばれる現象でくさ、それほど珍しい現象ではないし、人間は絡んどらんし、ただの自然現象やけ、それほど重要視されてないんよね」

「ふぅ~ん、でもこれは人の手がはいっとるやん。もっと観察しよ」

馬借の木 2

「こりゃすごいやん、上だけかと思いよったら、下もこのままなら囲んでしまうかも知れんぞう」

「そうやね。これはきっと植木屋のオヤジの仕業よ」

「しかし、下の枝がなんとなく色っぽいやん」

「ばか」

馬借の木 3

後ろの方に回ってみると、ますます微妙な感じとなってきてます。『もの喰う木』ではないのでしょうが、この後この木はどう成長していくのか、そしてまた赤鞄のいうところの「植木屋のオヤジの陰謀」が成功するのか、これからの物件の成長が楽しみな支部長であります。

「赤鞄、下に落ちとるペットボトルに水汲んできてかけようか」

「やめとき。人の敷地に勝手に。でも、水かけるのすきやねえ。先月末もN工大のゴムの木に水かけよったやろ」


「よう人の事、見とうのう」





 | ホーム | 

Calendar

« | 2011-09 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

小倉支部長

小倉支部長

ようこそ
『路上観察学会 小倉支部』へ

暮らしの役にも立たない
だけど心が躍り、ほくそ笑む
無駄なモノなど何もない
究極のエコ
それが
『路上観察』

物件投稿募集中!!!
こくらタウンナビ