路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

ハリガミについて思う

最近、ハリガミを観ることも少なくなってきましたよね。しかも、自宅の連絡先をOPENにしてしまうハリガミなんて。今回は小倉北区原町で採取した物件です。

ハリガミといえば、昭和59年(1984年)南信坊さんの「ハリガミ考現学」という一冊の本が出版され、マニアの間ではとても衝撃を覚えたことがあります。ここでいう「考現学(こうげんがく)」とは、早稲田大学の教授であった今和次郎氏が、昭和初期に現代の社会現象を場所・時間を定めて調査・研究し、世相や風俗を分析・解説しようとする学問であり、「考古学(こうこがく)」に対比してつくられた造語とされています。この流れは、この当時に一時的ブームになったのは事実ですが、その後もフィールドワークという手法で多くのかたたちによって実践されてきたことも事実です。


前置きはこれくらいにして、さっそく物件を観察してみましょう。

原町チラシ


この写真が、すべてです。これをご覧になる皆さんがいったいどう感じるのか、逆に支部長が知りたいくらいですが。


まずは、非常に表現が微細(駐車場への時間のみ)であること。
「ここより2分40秒」
これは、徒歩なのか車なのかどちらなのでしょうか。ちょっと周囲を見回してみましたが、それらしきものもなく、ここから右なのが左なのか曲がるのか渡るのか、悩んでぐるぐると回ってしまいました。


不動産広告では、徒歩と表記する場合には80m/分となっています。しかも分以下は切り上げとなっています。
このハリガミでは、当該間では駐車場は2分40秒以内に行ける(徒歩か車かは分からないが)ことは理解できますが、どこにあるのかは全く理解できません。ましてや賃料や敷金なども全く分かりません。交通手段は別にして2分40秒以内にあることは理解できますが、それ以外は全く不親切なハリガミですよね。しかも詳細については電話して聞くのでしょうが、連絡先は電話番号のみですから、相手の名前も誰か分からない方に電話するのはチョット不安かも。
駐車場までの時間については、すごく詳細だけれどもそれ以外は全く理解できない、不思議なハリガミでした。


しかし、ハリガミとは、この後すぐに雨や天候の影響ではがれることもあるし、悪ガキがはがすこともあります。後で再観察に行ってももう再び見られないということも多く、その場その時が採取のチャンスという物件です。チャンスを逃してはいけません!「あと1台のみ」です!


もし面白いハリガミを見かけたら 「路上観察学会 小倉支部」までご一報よろしくお願いします。




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