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路上観察学会小倉支部 a File of the ROJOH KANSATSU

世の無常感を感じる『純粋階段』

わたくし、小倉支部長の所属する某会社の事務員の女性からの投稿です。


まちを歩いて観察してみるといろいろな思いに駆られる物件に出会うことがありますが、これほど世の無常を感じた物件はそう多くないと思います。と申しますのも、特に親しいというわけではありませんが、知り合いの方が最近不慮の事故で亡くなった話を聞いたことも原因の一つかもしれません。

小倉北区堺町で採集した物件です。
では、さっそく写真を観察してみましょう。

白骨の御文書


とある銀行が移転したため夜間金庫を廃止しましました。その結果として、階段がこの日を境に『純粋階段』化した物件です。この物件の前面道路は事務員の女性同様に私の通勤路に当たるため、いつも見慣れた物件でしたが、突然ここが封鎖され、写真の状態に無常を感じてしまった支部長でした。

蓮如上人がのこされた御文の一つである、「白骨」が頭の中に浮かんできました。
この文章に意味とは「今日・明日の事しか考えない人々の姿を見て考えると、人の生涯は儚いものであります。まるで幻のようなものです。今は元気でも、次の瞬間には死んでしまうかもしれない。死は、年齢を問いません。だから、その日暮らしの生活ではなくて、これからの生き方を考えてください。」
という文章で、浄土真宗の葬儀の際に拝読されることで有名な御文章です。
その中の有名な一節に「されば、朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて夕(ゆうべ)には白骨(はっこつ)となれる身なり。」というものがあります。まさにこの夜間金庫の『純粋階段』これに当たるのではありませんか。

まさに「されば、朝(あした)には夜間金庫ありて夕(ゆうべ)には『純粋階段』となれる身なり。」と、人生の無常を現す物件と、支部長、深く思うものでありました。



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